本場黄八丈の買取相場は?失敗しない売却方法や特徴・種類など黄八丈の魅力をまとめてご紹介

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着物・帯の買取相場

本場黄八丈の買取相場は?失敗しない売却方法や特徴・種類など黄八丈の魅力をまとめてご紹介

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着物の中でも普段着として使える黄八丈。

ある日タンスを開けてみたら色鮮やかな着物が出て来て・・・と、昔きていたものは黄八丈だった・・・!と後から知る方も多いはず。

着物の名前としてはそこまで有名ではありませんが、この黄八丈は買取に出すと高額になるケースが多いのです。

本記事ではそんな黄八丈について、買取相場や高く売る方法だけでなく、黄八丈の特徴や種類など黄八丈の魅力を余すことなくご紹介します。

黄八丈の買取相場は高い!具体的な買取価格をご紹介

黄八丈の買取相場は高い!具体的な買取価格をご紹介

結論から言うと、黄八丈の買取相場は概ね4万円〜です。

黄八丈じたい稀少性が高く、そもそも新品価格も150万円以上することから、着物の中でもかなり高額で買取されることが多いです。

また、オークションなどを見ても安いもので4万円ほど、高いものであれば数十万円するものも出品されており、さらに入札もされていることから、高額買取は期待できますね。

黄八丈は数ある着物の中でも価値が高いため、必然的に買取相場も高くなります。

そのため査定に出せば、よほど古くて汚れていない限りは数万円の値段はつくのです。

しかし、そんな価値ある黄八丈でも売却のポイントを押さえなければ逆に買い叩かれてしまうことも・・・。

次はそんな黄八丈の売却で失敗しない、より高く売るためのポイントを解説しますね。

 

 

黄八丈を高く売るには?売却で失敗せずにより高く売る方法

黄八丈を高く売るには?売却で失敗せずにより高く売る方法

黄八丈を失敗せずに高く売るなら以下の4つのポイントを押さえましょう。

  1. 証紙はあれば必ず見せる
  2. クリーニングには出さない
  3. たとう紙も合わせて出す
  4. 価値を理解しているところに売却する
きもの講師ともこ
それぞれ重要なポイントなので詳しく解説していきますね。

 

証紙はあれば必ず見せる

着物の作者や製造元を証明するものとして『証紙』というものがあります。

この証紙があるとないでは着物の価値は天と地ほどの差が開くので、あれば必ず査定時に見せましょう。

証紙はほとんどの場合、着物と一緒に保管されており、本物の黄八丈であればまず間違いなく証紙は存在するので、なければ査定前に探して起きましょう。

 

クリーニングには出さない

着物を少しでも良く見せようとして、査定前にクリーニングに出す方がいますが、絶対的にNoです。

どんなに頑丈な生地であっても、洗浄することで生地は劣化するので、クリーニングには出さず、そのまま査定に出すのがいいですね。

きもの講師ともこ
着物専門のクリーニング業者に出しても、クリーニング料をペイできるほど買取額が上がることはないので、そのまま査定に出すのがおすすめです。

 

たとう紙も合わせて出す

たとう紙は着物の湿気を吸い取り、また外部からの湿気を遮断してくれる優れもの。

巻いて保管していれば、長期間に渡り着物を良好な環境で保管しておけるので、たとう紙も合わせて査定に出せば買取額UPは間違いありません。

着物を大切に扱っているアピールにもなりますし、たとう紙があれば一緒に査定に出しましょう。

 

価値を理解しているところに売却する

4つのポイントでこれが一番大切です。

どれほど価値のある着物であっても、価値を理解していない相手であれば買取額は二束三文です。

なので買取相場を理解している、あなたの着物を適正に評価してくれる、着物専門の買取業者に売るのがベストですね。

きもの講師ともこ
大手の業者であれば、その流通量から買取相場を熟知しているんです。

着物業者、それも大手であれば日本全国で着物の買取をしているので、流通量が多く、相場を理解しているので、あなたの黄八丈も適正価格で買取してくれますよ。

次は当サイトおすすめの大手の着物専門の買取業者をご紹介しますね。

 

黄八丈を高額で売却!
大手着物の買取業者ランキング

 

1位:バイセル

バイセルのココがイイ!
  • 卓越した査定力を持つ査定員が見るので、買取価格に期待できる。
  • 運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは上場企業
  • 女性査定員を指名できるので、女性でも安心して黄八丈を売れる。
  • 他店より1円でも安ければ全品返却を掲げるほど、買取価格に対して自信がある。

買取価格・対応共に評判が良く、黄八丈の買取を頼むならバイセルがいちばんでしょう。

運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは2019年12月に上場しており、企業として社会的信頼があります。

上場していると、押し買いや買い叩きなどの悪質なことはできませんし、安心して黄八丈を売却できますよ。

また、女性査定員を指名することもできるので、女性の方でも安心して着物を売れるのがポイント。

高価格・安心という2つの大きなツボを押さえているのがバイセルなのです。

 

2位:福ちゃん

福ちゃんのココがイイ!
  • 買取価格が最大20%アップのキャンペーン中
  • 他社で値段がつかなかった着物の買取実績が豊富
  • 査定や対応が丁寧と評判

福ちゃんは現在、買取額が最大20%アップのキャンペーン期間中。

また他社で査定して値段がつかなかった着物の買取にも積極的で、対応が良いと評判の買取店です。

また、宅配買取をする場合は、福ちゃん側で宅配キットを用意してくれるので、あとはそれに着物を入れて送ればOK。

古い着物でも買取に積極的なため、値段が付くかどうか不安な方は福ちゃんに売却するのがおすすめです!

 

3位:ザ・ゴールド

ザ・ゴールドのココがイイ!
  • シミがあったり、柄が古くても買取りしてくれる。
  • 最新の相場を常に把握しているので、適正価格で買取りが可能。
  • プライバシーマーク取得により、個人情報の取り扱いも安心。

ザ・ゴールドは3つの買取方法どれにも対応はしていますが、基本的には出張買取メインの買取店ですね。

着物の最新相場を把握しているため、下手に買い叩くことなく、適正価格で売却することができるでしょう。

またプライバシーマークを取得していることから、個人情報の取り扱いに関してもしっかりしているので、安心して着物を売れますね。

 

黄八丈の買取で一番のおすすめはバイセル

当サイトいちばんのオススメはバイセルです。

買取価格は業界最高値が期待できますし、他社より1円でも買取価格が低ければ全て返品を謳っているのが大きいですね。

また対応自体も評判がよく、査定員も凄腕ばかりなので、安心して高く付け下げを売るならバイセルに依頼するのがベストですよ!

 

 

黄八丈の特徴は?種類や格について解説

黄八丈の特徴は?種類や格について解説

江戸時代には大流行し、大河ドラマの町娘などの服装でもよく見る黄八丈。

実は江戸時代よりも、もっと昔の室町時代から生産されていたという説もあります。

この黄八丈ですが、生産元で呼び名が違う他、黄八丈自体もいくつか種類があるため、まずは黄八丈の種類について解説していきますね。

 

生産元で呼び名が違う!?本場黄八丈と秋田八丈

黄八丈には2つの生産元があり、生産された場所によって呼び方が違ってきます。

名前が冠する八丈島で作られた黄八丈を『本場黄八丈』、秋田県秋田市で生産される黄八丈を『秋田八丈』と、生産元によって呼び方が変わるのが特徴です。

きもの講師ともこ
元は八丈島のみで生産されていましたが、1800年あたりに秋田県でも生産するようになったようです。

ちなみに両者は製造工程も若干違い、本場黄八丈はカリヤスや八丈カリヤスなどで染め上げる一方、秋田八丈はカリヤスだけでなくレンゲツツジなども染料として使用します。

 

黄八丈の種類や特徴

生産元で呼び名が違う黄八丈ですが、黄八丈そのものにもいくつかが種類があります。

ここでは黄八丈の種類をご紹介しますね。

  • 黄八丈
  • 黒八丈
  • 鳶八丈

上記の3つが黄八丈の種類で、黄八丈は前述の通り鮮やかな黄色で染められた着物です。

そして黒八丈はその名の通り黒く染め上げられた着物。

ブナ科のスダジイやイタジイの樹皮を原料とした染料で染め上げ、その後に泥染をするという手間がかかる分、美しい黒に染まります。

きもの講師ともこ
非常に手間のかかる製造工程であることから、希少価値も市場価格も黄八丈と比べて高めなのがポイントですね。

3つ目の鳶八丈は、着物の色味が鳶の羽の色に似ていることから、鳶八丈と名付けられた着物です。

濃茶色がメインの色ではありますが、黒・白・黄の格子縞が特徴です。

 

黄八丈は年齢関係なく着れる着物

黄八丈はその色味から若者(特に20代)向けと言われることが多いのですが、筆者としては断固違うと言いたいです。

帯の組み合わせで高齢の方でも十分着れますし、そもそも普段私たちが着ている洋服でもそうですが、高齢の方でも明るい色やパステルな色を着こなしていますよね。

黄八丈だから若い人しか・・・というのはあくまで固定観念であり、着物を楽しむのに年齢は関係ないはず。

着物自身も着られるために作られたので、年齢を気にせず自由に、楽しんだもの勝ちですよ。

以上が黄八丈の特徴や種類、あとは私の思いを語ってしまいましたが・・・笑

生産元や色味で、同じ黄八丈でも呼び名が変わってくるのが面白いですよね。

黄八丈は江戸時代に爆発的に広まったことから、有名作家も手がけていたりします。

次は黄八丈で有名な作家をご紹介しますね。

 

 

黄八丈の有名作家は2人

黄八丈の有名作家は2人

黄八丈の生産で有名な作家は2人います。

  • 山下めゆ
  • 山下芙美子

カンの良い方はお気づきかと思いますが、このお二人は同一の家系です。

めゆ氏は1984年に亡くなっており、その技術を現在も引き継いでいるのが孫の山下芙美子氏。

同氏は現在も八丈島にある黄八丈めゆ工房にて黄八丈を生産しており、着尺の新品価格が100万円を超えるなど、まさに人間国宝とも言えます。

きもの講師ともこ
山下芙美子氏は同じ柄を織らないというのがポリシーなので、同氏が作った着物は基本的に一点ものなんです。

 

本場黄八丈の買取相場は?失敗しない売却方法や特徴・種類など黄八丈の魅力をまとめてご紹介まとめ

いかがでしたか?

黄八丈の買取相場や高く売る方法、黄八丈そのものの特徴や種類、作家などをご紹介してきました。

現代でも生産はされていますが、基本的に一点ものであり、昔に作られたものは個体が少ないことから、希少価値が高く買取相場も非常に高い傾向があります。

特に現在、山下芙美子氏によって作られた黄八丈は、もはや着物というよりも伝統工芸とも言うべき代物です。

価値ある黄八丈を二束三文で買い叩かれないよう、価値を理解してくれる着物専門の買取業者に売るのがベストですよ!

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